琵琶湖疏水、天橋立、大徳寺、世界遺産登録へ本腰(京都新聞)

京都新聞2010年12月31日の記事よりそのまま引用します。


京都府と京都市は、京都を代表する文化財や景観を世界遺産に登録するための取り組みを本格化させる。ユネスコが2012年に開く世界遺産条約採択40周年の記念行事を誘致し、ユネスコ関係者に琵琶湖疏水、天橋立(宮津市)、大徳寺(京都市北区)などの価値をアピールして登録を求めていく。

 京都の世界遺産は1994年に「古都京都の文化財」として清水寺など17カ所が登録されて以降、増えていない。新たな世界遺産登録への突破口と見るのが、ユネスコが12年11月に世界遺産条約採択40周年の締めくくりで開く閉幕イベント。日本国内での開催が決まり、世界から千人規模の出席が見込まれる。

 京都府と京都市はイベント誘致を成功させ、ユネスコ関係者に琵琶湖疏水や天橋立などを売り込む。「古都京都の文化財」への追加指定を目指す大徳寺や知恩院を併せてアピールし、追加指定の条件整備として、国の史跡指定に向け支援していく方針だ。

 ユネスコ関係者の視察の場で世界的価値が認められれば、「世界遺産の国内候補である『暫定リスト』入りの決め手となり、将来の世界遺産登録に向けて大きく前進する」だけに、経済団体や宗教団体を巻き込んで誘致活動を本格化させる。

 京都市は2011年度から、琵琶湖疏水の新規登録に向け、学識者を含めた庁内プロジェクトを立ち上げて申請のための調査に入る。

 琵琶湖疏水は単体での登録は難しく、疏水の水をひいて庭師の小川治兵衛が作庭した南禅寺周辺の庭園の文化価値を含め申請する方針。そのため、文化財保護法に基づく国の「重要文化的景観」の指定を目指し、早ければ13年度に申請する。


以前から言われているように琵琶湖疏水は単体登録はあきらめて、疏水の水をひいた庭園とセットで申請ということです。


疏水の水をひいた美しい庭園は多くあり、たとえば、

円山公園、無鄰庵、洛翠荘、平安神宮、永観堂、東本願寺、京都御所などがあります。

野村證券の碧雲荘、住友の有芳園、松下電器の真々庵、龍村美術織物の織宝苑、何有荘、對龍山荘、など通常非公開の庭園もまた多いです。


この流れでいままで見ることのできなかった庭園を見る機会が訪れるといいなあと思います。