header.jpg

タグ「琵琶湖疏水」の一覧

水路閣から扇ダムまで暗渠を流れた水はここで外に出てきます。
すぐそこに縁結びなどで知られる熊野若王子神社があります。
若王子橋
若王子橋

熊野若王子神社
熊野若王子神社

若王子橋
ここから銀閣寺まで『哲学の道』が続きます。
ところどころにおしゃれな喫茶店やショップがあり、観光スポットも点在。
ぶらぶら歩くにはもってこいの美しい散歩道です。
水路閣で暗渠に入った疏水分線は次には哲学の道に出ます。
歩くひとはその間を迂回することになります。
湯豆腐の奥丹、正的院、東山高校、永観堂などの前の通りを歩きます。

途中で疏水の支線を1本横切ります。
扇ダム放水路
いつも勢い良く水が流れる扇ダム放水路。
碧雲荘や織宝苑などのいくつもの別荘庭園に水を分けながら、動物園前の船溜りに注いでいます。
扇ダム放水路
疏水分線
蹴上で分かれた疏水分線。
流れは速いです。

このまま南禅寺の水路閣まで行けますが、疏水に柵はなく、反対側はストンと落ち込んだ崖状になっている場所が多いので、少し緊張感があります。

疏水分線
まずひとつ無名の橋があります。
渡ってもなにもありません(笑。

水路閣
水路閣に着きました。
一直線の流れが清々しいです。
水路閣
下はこうなっています。
水路閣
テレビドラマにもよく登場する美しいレンガ造りのアーチ橋です。
長さ93m。力強い京都の近代化遺産の代表的構造物です。

でも、建設当初はさんざんな評判だったとか。
たしかに南禅寺の境内の中で唯一異質な存在であることは否めません。
「山水の美、古社寺の典雅を傷つけるいわゆる文明流に走りたる軽挙!」と大非難したのはかの福沢諭吉さん。
水路閣
いまとなってはただ美しい景色のように感じますけれど。

流れは水路閣を渡ったあとしばらくして暗渠へと入っていきます。
水路閣
鴨川運河接続点の木橋
鴨川運河接続点には立派な木橋がかかっています。

異常な水位になったときにはこの下の放水路から疏水は鴨川へ流れ出ます。

普段、放水路は閉じていて、疏水の水は全部鴨川運河へと流れていきます。
鴨川運河接続点の木橋

鴨川運河へ

田邊橋
田邊橋は川端通りの橋、ここが鴨東運河の終点です。

疏水はここで直角に曲がり、まっすぐ南へと向かって流れます。
秋月橋
秋月橋は夷川発電所のそばにかかる小さい橋です。
夷川舟溜り
広々とした夷川舟溜りは琵琶湖疏水の中でも最大のものです。

水鳥がたくさん集まっていて、のどかな光景です。
夷川舟溜り
琵琶湖疏水建設の功績を讃えて北垣国道の銅像が立っています。
夷川舟溜り
夷川水力発電所。
赤煉瓦のしゃれた建物です。
熊野橋
熊野橋は徳成橋のお隣にかかる橋。
熊野橋
すぐそばに白川南殿跡の碑が立っています。
徳成橋
徳成橋は東大路にかかる橋。
交通量の多い橋です。
徳成橋
橋の上から東を見ると大文字も見えますね。
二条橋
慶流橋を過ぎてから疏水は直角に曲がります。
二条橋
二条通にかかるのが「二条橋」です。

橋のたもとには京都会館、みやこメッセ、細見美術館などがあります。
慶流橋
1895年内国勧業博覧会のときに平安遷都1100年を記念して建てられた平安神宮。
慶流橋はそのときに朱塗りの橋になりました。
元は幅3mの木の橋だったとか。
慶流橋

慶流橋
まっすぐつきあたりが平安神宮です。
このあたりは観光のお客さんでいっぱいです。
広道橋
広道橋。

向こう側は京都市動物園です。

「動物園の橋」といったほうが伝わりやすいかもしれません。

上から見ても動物園って楽しそうですね。
動物園も疏水の水を引いています。
豊富な水のおかげで園内をクリーンに保ちやすいそうです。
岡崎疏水
google提供
琵琶湖疏水本線の最終コースが岡崎を流れる鴨東運河です。

岡崎地区は多くの文化施設、明治時代からある施設、庭園などがある観光エリア。

その象徴は巨大な平安神宮の鳥居かもしれません。

この区間では桜の時期に十石舟の運行も行われ、たいへんな人気です。

昭和の時代になってからも夏には疏水でたくさんのこどもたちが泳いでいましたが、現在は遊泳禁止。
十石舟の低い視線から往時をしのぶのもよいでしょう。

2010年6月、京都市は琵琶湖疏水世界遺産登録を目指す方針を発表しました。

これから調査を開始し、周辺の庭園や観光地とセットで申請するそうです。
哲学の道南禅寺の水路閣インクライン、疏水の水を利用して作庭された平安神宮神苑や無鄰菴なども。

世界遺産登録はなかなかの難関で、すでに国内でも12件の暫定リストがひしめいているので、長期戦でじっくり努力するとのこと。

ミディ運河(フランス)やリドー運河(カナダ)など、登録済みの遺産と異なるオリジナリティーも証明しなければなりません。

琵琶湖疏水は日本の急速な近代化に大きな役割を果たした貴重な遺産。世界遺産登録を目指したい」と門川大作市長。


琵琶湖疏水のライバル。現在の国内暫定リスト

【文化遺産】
▽古都鎌倉の寺院・神社ほか(神奈川県)
▽彦根城(滋賀県)
▽平泉の文化遺産(岩手県)
▽富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)
▽富士山(静岡県・山梨県)
▽飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群(奈良県)
▽長崎の教会群とキリスト教関連遺産(長崎県)
▽国立西洋美術館本館(東京都)
▽北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群(北海道・青森県・岩手県・秋田県)
▽九州・山口の近代化産業遺産群(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県・山口県)
▽宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)

【自然遺産】
▽小笠原諸島(東京都)


京都では天橋立も世界遺産登録を目指しています。

手強いですね!


以下、京都新聞より


琵琶湖疏水は東京遷都で沈滞していた京都の活性化を目指して、当時の京都府知事の提唱で1885年に着工、明治末までに完成した。琵琶湖から蹴上までを結ぶ「第一疏水」、蹴上から分岐して堀川に流れる「疏水分線」、全線地下水路で飲料水供給などを目的とした「第二疏水」がある。

琵琶湖疏水は、明治時代に日本人だけの手で設計、施工された。水運のほか、国内初の水力発電や飲料水の供給でも大きな役割を果たし、日本の近代化の象徴の一つとして知られる。

最近は、世界遺産の中でも石見銀山(島根県)など産業遺産に注目が集まっていることから、京都市は2008年から琵琶湖疏水登録を検討してきた。専門家からの指摘もあり、南禅寺境内の水路閣やインクラインなどの産業遺産のほか、造園家の小川治兵衛が手掛け疏水から水を引いている日本庭園など岡崎地域の「文化ゾーン」も含めて登録を目指すことにした。

国内の世界遺産をめぐっては、岩手県の「平泉の文化遺産」が登録を見送られるなど厳しい状況。京都市文化財保護課は「疏水が生み出した独自の庭園文化なども評価してもらえるよう調査に集中したい」と言い、調査を進め申請を目指す。


筆者の自宅から琵琶湖疏水は歩いて行ける距離です。
徒歩圏内に世界遺産ができるかもしれないなんてわくわくします!

蹴上の地図
蹴上は琵琶湖疏水の関連施設が数多くある重要ポイントです。

マニアックな疏水好きにとってはテーマパークといえるかも。

一般的な観光ならインクラインや南禅寺。
ちょっとつうな方は疏水関連施設を巡ったり、疏水分線を辿って南禅寺裏の水路閣まで歩いたり。

山手に入ったところにある日向大神宮は紅葉の穴場です。

第三トンネル西口洞門(琵琶湖疏水 蹴上)

蹴上には疏水の重要施設や、インクライン・水路閣などの観光スポットがあり、疏水好きにとってはテーマパークのようなところです。
第三トンネル
第三トンネルの西口です。

第三トンネル
ずっと暗渠を流れてきた第二疎水がここで合流します。
向こう側に見えるモダンな建物は御所水道ポンプ室。
宮内庁の建物でここから大日山貯水池に水を送ります。

そうして京都御苑、円山公園の噴水、東本願寺の掘割、渉成園(枳穀邸)の印月池などに水が送られます。  

大神宮橋と蹴上疏水広場(琵琶湖疏水 蹴上)

大神宮橋
大神宮橋

大神宮橋
橋の上からの眺め。

この橋を渡ってどんどん山の方へ歩けば、京都ではあまり見ることのできない雰囲気の神社に辿り着きます。
「京の伊勢」と呼ばれた日向大神宮です。
社殿は神明造で、伊勢神宮と同じように内宮、外宮があり、山の奥のほうまでたくさんのお社が点在しています。
日向大神宮
東海道として往時はとても賑わい、伊勢に詣でる代わりにここから伊勢神宮を遥拝する人も多かったそうです。

インクライン
橋の近くは広場になっています。
三十石舟と台車を巻き上げる輪が置かれています。
インクライン
蹴上の名称の由来となった義経地蔵と殉難碑。
疏水工事では17人の方が亡くなったそうです。
石碑には「一身殉事 萬戸霑恩」と刻まれています。
義経地蔵は鎌倉時代のものだそうです。
大神宮橋
山之内浄水場に使われている導水管が置かれています。
インクライン
ここからインクラインが始まります。
インクライン
インクラインの古い写真。
大神宮橋
ナイアガラフォール。冬に迫力のある放水を見ることができます。
大神宮橋
公園の先へ進むと蹴上発電所用水の取水設備などがあります。
2本の送水鉄管は迫力があります。
大神宮橋
 
大神宮橋
疏水分線の始まりです。
かなり勢い良く水が流れます。
この流れを辿ってしばらく歩けば、南禅寺の奥の水路閣に行くことができます。  

南禅寺橋とインクライン(琵琶湖疏水 蹴上)

南禅寺橋
南禅寺橋です。
この橋を渡りしばらく行くと有名な南禅寺です。
参道には湯豆腐を看板メニューにした料理屋さんが立ち並びます。
南禅寺三門
南禅寺三門

南禅寺橋
南禅寺橋からの眺め。
橋の下はインクライン。
その先は南禅寺の舟溜り。
南禅寺の舟溜り
南禅寺の舟溜り

向こう岸は京都動物園、隣には「琵琶湖疏水記念館」が建ち、疏水の資料が充実しています。
入館料は無料なのでぜひ立ち寄りましょう。
夏は涼みに行くのもいいでしょう(笑

南禅寺の舟溜りでは桜の季節には十石舟が運行され、南禅寺舟溜りから夷川舟溜りまでを往復します。
川岸は桜であふれ、とても風情のあるイベントとなっています。
インクライン
初夏のインクライン。

インクライン
三十石舟

大神宮橋
巨大な輝き像。
金色にまぶしく光ります。車を運転していて目つぶしに合うことがあります。  

ねじりまんぽ

ねじりまんぽ
インクラインの下をくぐるトンネルはねじりまんぽ。

東西線「蹴上駅」から南禅寺へ行く近道になっています。

その名の通りレンガがねじって積まれています。
強度がずいぶんと上がるそうです。
ねじりまんぽ
中を歩くとねじれているのでクラクラします(笑

昔は車でも通れましたが、いまは人だけのトンネルです。

続きはこちら▶ 岡崎疏水  

第三トンネル
ここから850メートルの長いトンネルに入ります。 松方正義の扁額には「過雨看松色」と彫られています。



続きはこちら▶ 蹴上

第11号橋
日本で最初の鉄筋コンクリート橋です。 明治36年に建設されました。

国の史跡となっています。

第11号橋
なんだか手作りっぽい階段です。


第11号橋
石碑が立っています。

第二トンネル東側
124メートルの短いトンネルです。

これも国の史跡となっています。

第二トンネル
わきの道を少し迂回すればトンネルの出口にまた出ることができます。
第二トンネル西口
東と西のデザインが全く違うのがおもしろいです。
山科疏水
四ノ宮から日ノ岡に続く4kmほどの山科疏水。
そのまま全行程が東山自然緑地公園となっていて、散歩やジョギングのコースとしても知られています。

運河に沿った土と砂利の道ですので、アップダウンがなく、心臓破りの坂なんてものもないので、走るのに適しています。
ただし、雨の降った日には泥でぐちゃぐちゃになるところがあります。

有名なお寺は「毘沙門堂」。
JR東海CM「そうだ京都行こう」の美しい映像が放映されたこともあり、近年は観光のお客さんが増えています。

春には桜並木が延々と続く山科疏水。
天気のいい日に散歩に訪れてみましょう。

第一トンネル西口洞門(琵琶湖疏水 山科)

第一トンネル洞門 琵琶湖疏水

長いトンネルを抜けて滋賀県と京都府の境にさしかかります。
第一トンネル洞門 琵琶湖疏水


緊急遮断ゲート(琵琶湖疏水 山科)

緊急遮断ゲート 琵琶湖疏水
平成11年設置の緊急遮断ゲートです。
大地震で堤防が決壊するおそれがあると自動的に流れを止めます。

藤尾橋(琵琶湖疏水 山科)

藤尾橋 琵琶湖疏水


測水橋(琵琶湖疏水 山科)

測水橋 琵琶湖疏水
いまはもう使われていません。
かつてはこの先に第二疎水の開水路がありました。

柳山橋(琵琶湖疏水 山科)

柳山橋 琵琶湖疏水
一燈園へ渡る橋です。
建設当時は渡った先には十禅寺墓地しかなかったので「十禅寺橋」と呼ばれたそうです。

諸羽トンネル東口と四ノ宮舟溜り(琵琶湖疏水 山科)

諸羽トンネル東口 琵琶湖疏水
ここからまたトンネルへ。
諸羽トンネルは国鉄湖西線工事のために作られました。
長さは520メートル。
諸羽トンネル東口 琵琶湖疏水
広い舟溜り。背中側は幼稚園。
昔は荷物の揚げ降ろしや人の乗り降りが行われていました。
四角い形なので重箱ダムとも呼ばれているそうです。
諸羽トンネル東口 琵琶湖疏水
第一疎水旧水路跡

ここからはトンネルができる前まで水路だったところを歩いていきます。
両側に桜が続き、南側は山科の街が見下ろせる気持ちのいい歩道です。
諸羽トンネル東口 琵琶湖疏水

傍らにトンネルの余りのようなものがあります。(第二疎水のもの) くぐっても向こうにはなにもありません。

3号橋跡と諸羽疎水公園(琵琶湖疏水 山科)

諸羽疎水公園 琵琶湖疏水
埋め立てられて公園になりました。
昭和45年までは水路で、ひょうたん型の舟溜りがありました。
3号橋跡 琵琶湖疏水
公園の隅に3号橋の跡があります。

ここから山へ入ると30分ほどで頂上へ登れます。
頂上から少し下ったところに「白岩」という大きな岩があり、そこからの見晴らしは素敵です。
白岩 疏水の山

その先を尾根沿いに歩けば大文字山や大津の方へ抜けることもできます。

諸羽トンネル西口(琵琶湖疏水 山科)

諸羽トンネル西口 琵琶湖疏水
諸羽トンネル西口
このあたりも猪が出没して土を掘ります。
夜道で出会うと「がふっ!!」と威嚇されて怖いです・・・。

安朱橋(琵琶湖疏水 山科)

安朱橋 琵琶湖疏水
西側から見た安朱橋です。
4月上旬は桜と菜の花が同時に満開になります。
山科疎水の中でも一番人気のスポットです。
山科の安朱橋 琵琶湖疏水
》 》 安朱橋と毘沙門堂 もっとくわしく見る

三角橋(琵琶湖疏水 山科)

三角橋 琵琶湖疏水

このあたりも桜がいっぱいです。
三角橋 琵琶湖疏水


水路橋(安祥寺川との立体交差)

水路橋 琵琶湖疏水

疎水と川の交差は立体交差になっています。
レンガ積みの水路閣で、疎水が上を流れます。
水路橋 琵琶湖疏水



すぐ北側を流れる第二疎水は石積み4段堰となっていて疎水が下をくぐっています。

洛東高校の橋(琵琶湖疏水 山科)

洛東高校の橋 琵琶湖疏水

このあたりも桜だらけ。

駅へ向かう坂道(洛東坂)もずっと桜並木です。

6月中旬になると安祥寺川下流のほうで蛍が見られます。

安祥寺橋(琵琶湖疏水 山科)

安祥寺橋 琵琶湖疏水
848年に創建された安祥寺へと渡る橋です。
平安時代には広大な寺域を持つ大寺院で、毘沙門堂やJR山科駅、三条通五条分かれまでもあったそうです。
安祥寺橋 琵琶湖疏水
いまは小さな下寺を残すのみ。
いつも閉まっています。
安祥寺橋 琵琶湖疏水


このページの上部へ